• 2020/05/19
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独学でアコギが上手くなるレッスン方法②基本中の基本、ローコード

ギターを始めようと思ったけどコードが覚えられなくて挫折しそうになった経験はありませんか?

コードはギターを演奏する際に最も基本的かつ必要不可欠なものです。
まずはかんたんなコードを覚えられると良いのですが、初心者のうちはそもそもコードとは何なのかもわからないですよね。

そこで今回は「コードとは何なのか」「初心者さんがまず覚えるべきコード」の2つを解説していきます。

弾き語りならコードさえ覚えてしまえばほとんどの曲を弾くことができるようになりますよ。

なるべく柔らかく考えてもらうために、「音楽」を「料理の作り方」に置き換えながら話を進めたいと思います。

コードのポイント①コードとはいくつかの音が重なりあったもの

コードというのは日本語では「和音」と呼ばれます。

和音なら聞いたことある方も多いのではないでしょうか。「いくつかの音が重なってできる心地の良い響き」のことです。

例えば「ド」と「ミ」と「ソ」を組み合わせると「C」というコードができます。
同じように「レ」「ファ」「ラ」の組み合わせだと「D」というコードになります。

このようにすべてのコードは「どの音を組み合わせれば心地よく聞こえるか」という考え方で成り立っています。

実はこれ、料理に似ているんです。「C」を例に挙げて考えてみましょう。

「ド→卵」、「ミ→お米」、「ソ→醤油」と考えてみてください。出来あがるのは何でしょう?そう、とっても手軽で簡単な料理「卵かけごはん」ですよね。

ちなみに「C」の仲間のコードに「Cm」というものがありますが、これは「ド」「レ#」「ソ」の組み合わせできています。
「C」に含まれる「ミ」を「レ#」に変えると出来上がるコードで「C」よりも悲しい響きのコードです。卵かけごはんのお米を玄米に変えたようなものですね。

同じように「C」の仲間に「Cadd9」というコードがあります。Addは「加える」という意味で、すなわち「Cに9thの音を加えたもの」という意味です。
構成音は「ドミソレ」になります。これは「卵かけご飯に明太子をトッピングしたもの」と同じような考え方です。

どうでしょう。コードの仕組みが少しは理解できたでしょうか?

ここまで理解できたら「ギターのどこを押さえればドとミとソになるのか」のお話をします。

コードのポイント②各フレットにはそれぞれ音階が割り当てられている

楽器の構造を簡単に説明します。なんとなく頭に入れておくと、後々、先ほどの卵かけごはんの話がピンとくるようになると思います。

ギターにはネックの上に6弦から1弦までの6本の弦が張られています。
そして、 フレットと呼ばれる金属板がネックに埋め込まれていて、ヘッドに近いほうから1フレット→2フレット→3フレット・・・と呼ばれています。

このフレットと弦が交差する部分を押さえると色々な音階の音が出るようになっているんです。

6弦を例にとって考えてみましょう。

何も押さえずに6弦だけを鳴らしたときは「ミ」の音が鳴るようになっています。
そして1フレットを押さえて6弦を鳴らすと「ファ」の音、2フレットを押さえて6弦を鳴らすと「ファ#」の音が鳴ります。
同じように5弦では何も押さえずに鳴らしたときは「ラ」の音、1フレットを押さえると「ラ#」の音、2フレットを押さえると「シ」の音が鳴るようになっています。

このようにギターという楽器は各フレットごとにいろいろな音が割り当てられているのです。

12フレットまでに限定しても「ド」は6か所、「ミ」は8か所、「ソ」は7か所あります。
それぞれがバラバラに配置されていて、全てを同時に押さえることは不可能なのでなるべく押さえやすい位置にある音同士を組み合わせるのが効率的ですよね。

卵かけごはんを作るときも「卵屋さん」「お米屋さん」「お醤油屋さん」に買い物に行かなくてはならないとすると、できるだけ家の近所のスーパーで買い物を済ませたほうが楽なのと同じ原理です。

さあここまでの内容が理解できたら、いよいよ実際にいくつかのコードを覚えていきましょう。

コードのポイント③なるべく楽をするためにローコードを覚えよう

コードの押さえ方には「ローコード」「バレーコード」というものがありますが、今回はローコードをご紹介します。

このような書き方をすると混乱するかもしれませんが「ローコード」と言うコードがあるわけではなく、数ある押さえ方のうちのひとつです。

料理で言うと「○○式調理法」という感じです。その極意は「極力押さえるところを少なくして楽をしよう」というもの。

卵かけご飯を作るときにも「卵とお米と醤油さえあればいいんだから、なるべく買い物に行かずに楽に済ませたいな」と思いますよね。
「C」を作るときも「ドとミとソがあればいいわけだからなるべく押さえるところを少なくして楽に済ませたいな」という発想と同じです。

さて、では実際に「C」のコードを作ってみましょう。

「C」を作るには2弦1フレットを人差し指で、4弦2フレットを中指で、5弦4フレットを薬指でそれぞれ押さえます。

6弦は音がならないように親指で軽くふれておきます。
この「軽く触れて音を出さない」動作を「ミュート」と言います。なぜミュートする必要があるのかは後々ご説明するので今は覚えなくても大丈夫です。

そしてどこのフレットも押さえていない1弦と3弦は開放になります。開放というのはどこのフレットも押さえない状態でそのまま音をならすことです。

この開放という動作がローコードにおいてとても大きな役割を果たします。ローコードの極意は「極力楽をすること」ですので、「押さえない」ということがポイントになります。

1弦と3弦はどこも押さえずにそのまま鳴らすとそれぞれ「ミ」と「ソ」の音になるので、開放して鳴らしても大丈夫なんです。

6弦は親指で触れて鳴らないようにし、それ以外の弦はそれぞれがきちんときれいに鳴っていれば「C」の完成です。

コードのポイント④よく使うコードを知ろう

これまで説明したようにコードというのはいくつかの音の組み合わせで成り立っているものなんですが、実はその組み合わせは無限に近いくらいたくさんあります。
まずは初心者のうちに覚えておいた方がいいコードを12個ご紹介します。

「A」「B」「C」「D」「E」「F」「G」、そして「Am」「Bm」「Dm」「Em」「Fm」です。


コードには明るい響きを持つコードと暗い響きを持つコードの2種類のカテゴリーがあり、前者を「メジャーコード」、後者を「マイナーコード」と言います。

これまで「C」と表記をしてきた「ドミソ」が組み合わさってできたコードは正しい読み方は、「Cメジャー」となります。ちなみにCmは「Cマイナー」と読みます。

A~Gまでそれぞれにメジャーとマイナーのコードがあるのですが、CmとGmはあまり多く使うものではないのでここでは覚えなくていいと思います。

ちなみに上記の中にはローコードではないものもありますが、あまり気にせず全て覚えるようにしてください。
特に「F」は非常に大きな意味をもつコードですので、あきらめずに習得してください。

それぞれのコードについては次回以降でお話します。

まとめ


初心者のうちは覚えなくてはいけないことがたくさんあったり、専門用語も多くて何が何だかわからない人がほとんどだと思います。

しかし順を追って理解できるようになれば大丈夫。
もし全くわからない音楽理論や特殊なコードがあるのならば、それは一度忘れてしまって、まずはメジャーコードとマイナーコードを覚えてしまいましょう。

コードのことがわかるようになれば、それまでわからなかった用語もピンとくるようになりますよ。

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